Sunday, November 26, 2006

ワークショップのご案内


磁器練り込みワークショップのご案内

ハワイのホノルル・アカデミー・オブ・アーツ、アカデミー・アートセンターにて、ドロシー・ファイブルマン氏が磁器練り込みワークショップを開催します。35年に亘る独自の磁器練り込みの研究と、近年は特に透光性のある磁器練り込み作品に取り組むファイブルマン氏から、実践的に技術を学べるユニークな機会となっています。

日時:12月16日(土)から3日間。午前9時から午後3時
参加費: $550(材料費別)、15人を上限とします。
締め切り: 11月20日
前日の15日(金)にはファイブルマン氏のレクチャーも開かれます。
申し込み方法など詳しい情報は、ホノルル・アカデミー・オブ・アーツ、アカデミー・アートセンターにお問い合わせください。
Honolulu, Academy of Arts, Academy Art Center
1111 Victoria Street, Honolulu, HI 96814
phone: (+1) 808-532-8741
<ウェブサイト> http://www.honoluluacademy.org/

Saturday, November 25, 2006

展覧会終了しました

ドロシー・ファイブルマン「光の盃」展が無事終了しました。酉福に足を運んでくださった皆様、そして関係者の方々に、深くお礼申し上げます。

尚、展覧会に出展した作品の詳細は、酉福のウェブサイトをご覧ください。
http://www.yufuku.net/past/2006/dorothy/main4.html


























Photo courtesy of Hidetaka

Tuesday, October 24, 2006

個展のお知らせ2

案内状が出来ました。

Wednesday, October 18, 2006

個展のお知らせ

陶芸家ドロシー・ファイブルマン氏が、青山の酉福(ゆうふく)にて個展を開催します。光を透かす柔らかさと色使いの繊細さを、磁器練り込みで自在に表現するファイブルマン氏の作品展を、どうぞご高覧ください。


光の盃展  ドロシー・ファイブルマン
2006年11月9日(木) ~ 11月25日(土)、11AM – 6PM、日・月曜日休廊
酉福(ゆうふく)ギャラリー
address: 〒107-0062東京都港区南青山2-6-12 アヌシー青山1F
phone: 03-5411-2900




petal sakazuki and shadow sushi plates

Saturday, October 07, 2006

ドロシー・ファイブルマンとは


ドロシー・ファイブルマン氏は、磁器土を使った練り込み作品制作で世界的に有名な女性陶芸家だ。彼女の作り出す作品はどれも、ため息が出るほど端正で美しい。



ロンドンのダウンタウン、ブリクストンという地区に、ファイブルマン氏は自宅兼工房を構えて30年になる。近年は常滑市内にスタジオを借りて、日本とイギリスを往復しながら作品制作に励んでいる。

アメリカ・インディアナ州出身の彼女は、全米での最もレベルの高い陶芸デザイン科のある、ローチェスター工科大学(RIT)で陶芸を学ぶ。RIT卒業後すぐ、アメリカを離れイギリスに渡った。10代のころから影響を受けた東ヨーロッパの民族衣装や工芸品、エジプトの古代ガラス、ヨーロッパのクラフツマン気質、文化の多様性など、彼女がイギリスに拠点を置いた理由はたくさんあるようだ。

磁器土による練り込み一筋に、作品制作を続ける彼女の作品は繊細で、手の中で壊れてしまいそうな雰囲気と共に、ピキッとした強さや硬さも持ち合わせ、非常に美しい。またここ10年ほど、彼女の制作の主流になっている、透光性のある磁器練り込み作品は、光が当たるとその見た目を一変してしまう。何十、何百もの原料を多彩に使い分け、一つの作品を組み立ててゆく。 ディテールの細かさはため息が出るほどに複雑で、どれほど集中力と根気がいるのだろうと、考えてしまう。

2001年〜特別な半透明タイルプロジェクトで、INAX(現在のLIXIL)、日本の常滑で、Feiblemanは工業用の新しい半透明の磁器とゾーガンのプロセスと、ローラーハウスキルンで1時間で焼成する新しい半透明の粘土体を開発しました。 この半透明の磁器粘土体はその形状を保持し、ホイール、金型での鋳造、手作り、タイルや食器の製造に使用できます。
大皿の練り込みのディテール

常滑、台湾、中国、NY、シカゴ、インディアナポリス、ロンドン、ヨーロッパ各国を、まるでちょっと近所に出かけるかのように駆け巡る。彼女にとって世界は、いや地球は、普通の人よりも遥かに狭く小さい。